平成20年度 事業計画
(平成20年4月1日〜平成21年3月31日)
1.概 況
本年年央は、洞爺湖サミットに北京オリンピックと国際的イベントが続く。この機会に我が国は、政治・経済のパワー不足を揶揄する「忘れられた大国」なる屈辱的なレッテルを返上し、環境・文化の面で世界に向け大いにリーダーシップを発揮し国民の潜在能力を呼び覚ましてくれることを願う。
サブプライムローンの破綻から米国経済が迷走し、我が国に円高・株安の深刻な影響を及ぼしている。更に、世界規模での需給の逼迫で原材料価格の一斉値上げが起こっている。事態は景気低迷下の物価上昇「スタグフレーション」へと急速に突き進んで行くようだ。まさにグローバルな歴史的変化の潮流に呑み込まれようとしている。
昨年来の建築確認申請手続きの遅れは、平成19年度の新設住宅着工戸数を対前年度比80.6%の約103.6万千戸まで下落させた。人口減少による自然減のトレースを大きく上回る速度だ。加えて好調だったマンション販売が低調になっているなど、住関連産業全体に暗雲が垂れ込める。
本協会の使命は、安全で安心な質の高い生活へのニーズに応えることにある。業界に逆風が吹く時であっても、製品の品質、機能について消費者から高い信頼を勝ち得るよう、そして先人達の労苦が無に帰すことのないよう一層気を引き締めて邁進したい。
2.事業委員会活動
1.JAPANTEX実行委員会
(1)インテリアトレンドショー第27回JAPANTEX2008の開催
同一コンセプト、テーマ3年目の最終年に当たり、
・継続テーマ「ネクストデザイン インテリアスタイル」の表現方法の改良を検討する。
・「インテリアデザインコンペ」の公募の募集、審査基準、入選作の選定等の改良を検討する。
・「ブースディスプレイ」賞の審査基準、表彰方法の改良を検討する。
・「インテリアセミナー」のテーマ、講師を話題性、人気度の観点から検討する。
・更なる動員強化策の検討を行なう。
・来場者に優しい会場構成作りの改良を検討する。
・更に効果的な広報活動を行なう。
(2)その他
・国内企業の出展誘致活動を強化する。
・海外出展者、バイヤーの誘致活動を強化する。
・会員会社に対し動員の協力要請を行う。
2.流通合理化委員会
(1)SCMの推進
・H20年度はRFIDタグや二次元コードを活用した「新物流システムによる“個対応発送・物流”」の具体的な調査・研究活動を行ない、本格的な展開に備える。
・また、トレーサビリティーの向上や物流コストだけでなくCO2の削減も図れる「共同物流」についても具体化に向け研究をする。
(2)NIFデータベースの拡充と推進
・NIFウェブサイトの拡充と更なる利便性を追及し、広報・普及に務める。
(3)内外関係機関と交流及び協力
・NIFデータベース普及のため、近隣団体及び住設企業との交流を図る。
(4)その他
3.需要開拓委員会
(1)生活者への需要開拓のための調査・研究、並びに情報収集及び提供
・「新しいインテリア時代の到来」を発信する仕組みについて、売場展開の在り方、生活者啓発のための企画検討を積極的に推進する。
@メインターゲットを生活者に向け、インテリアの「買い替え需要喚起」を推進する。
AWTP(ウィンドートリートメント・プロジェクト)の推進
・専門店マニュアル普及のための研修会の実施
(2)物性マーク(NIFマーク)の管掌
・NIFマークの適正な使用を推進する。
・NIFマークの商品の宣伝・普及を行う。
(3)内外関係機関との交流及び協力
・需要開拓(買い替え需要喚起)推進のため近隣団体・企業との交流を図る。
(4)その他
4.環境技術委員会
(1)環境にやさしいインテリアファブリックス製品作りに関する調査・研究並びに情報の収集・提供
・インテリアファブリックス性能評価協議会が推進するカーテン・カーペットに関するホルムアルデヒド放散自主基準の運用に伴って必要とされる認定条件・申請方法等の追加修正等の具体的な検討に参加する。
(2)インテリアファブリックスの有する特性に関する調査・研究並びに情報の収集・提供
  (3)環境問題とインテリアファブリックスに関する研修会、セミナーの開催又は参加
・カーテンの難燃剤HBCDの使用削減計画(アクションプラン)の推進、進捗状況の把握を行う。
・非会員の扱い製品、防炎後加工の輸入製品の実態調査を行う。
  (4)上記(1)−(3)に関する関係機関との交流及び協力
・「インテリアファブリックス性能評価協議会」の「VOC部会」に引き続き参加して、課題の検討を行う。
   ・インテリアファブリックス産業活性化協議会「環境問題対策委員会」に対応する。
  (5)その他の調査・研究並びに情報の収集・提供
   ・国等の各種の規制・基準作りの動き(アスベスト対策、建設資材リサイクル法、グリーン購入法、環境対応エコマーク、PL法、ISO等)への対応
・その他
5.調査・人材育成委員会
(1)インテリアファブリックス事業に関する調査・研究
・「第27回インテリアファブリックス等出荷実態調査」を実施する。
・「第24回インテリアファブリックス等輸入実態調査」を実施する。
・マーケティング(生活者、市場、商品)について研究を行う。
(2)インテリアファブリックス事業に関する情報の収集・提供
・平成19年度の市場規模の策定を行い、「インテリアファブリックス事業の概況」を発行する。
(3)研修会、セミナー等の開催
・人材育成基礎講座を開催する。

6.その他(事務局)
(1)会報誌「NIF」を編集・発行。
(2)ホームページの更新。
(3)物性マークの許諾申請の審査、承認。
(4)ホルムアルデヒド自主基準申請の受付(カーテン等生地)。
(5)テキスト類の受注、発送。
(6)その他
3.特別会計事業
インテリアトレンドショー 第27回JAPANTEX2008
(1)JAPANTEX2008を開催。
  ・インテリアトレンドショー 第27回JAPANTEX2008(平成20年11月19日(水)〜22日(土)、於・東京国際展示場西展示ホール)の企画、運営を行う。
(2)内外関係機関との交流及び協力
・他主催団体・企業との連携を深めるべく、前向きで柔軟な検討を行う。
(3)2008年以降の展示会のレベルアップについて議論を深める。
・インテリアファブリックスの浸透を念頭に置き、中長期的な課題を討議して一層の需要拡大に向けた検討を行う。
(4)その他