平成21年度 事業計画(案)
(平成21年4月1日〜平成22年3月31日)
1.概 況
世界経済は未曾有の危機に瀕している。米国はオバマ新大統領の下、矢継ぎ早に対策を打ち出しているものの、回復の道は険しい。日本でも急激な円高と需要の縮小により輸出に頼る製造業を中心に深刻な打撃を受けている。実質GDP成長率が前年度より更に悪化し、6%を越えるマイナスになるとの予測が出されている。それでも、円高メリットを活かして素材、商社、生活関連産業等が好調だ。今こそ収益構造の改革を進め、競争力を回復して、再び我が国に光があたるよう政財界、国民の一致した努力を必要とする時だ。
そのため内需拡大が最重要課題である。消費者は、気持ち良く暮らすための「生活の質」に対しての関心が高く、その感性に適合するものへ向かう傾向を強めている。所有することで「新しい自分」になり「自分が主役」になれる商品、高品質で値頃感があり、商品そのものに「ストーリー性」が求められる。ライフスタイルの変化と人口動態変化が相俟って、消費の成熟化が加速しているようだ。
本協会は、前身の「日本インテリアファブリックス懇話会」の設立から数え、今年創立30周年を迎える。折から、【4月10日はインテリアを考える日】キャンペーンが再スタートした。インテリア業界に携わる者が力を結集して『家の中で楽しむ』 だから 『インテリアを楽しむ』 というストーリーを発信する絶好の舞台が整ったと言えよう。
2.一般会計事業
1. JAPANTEX実行委員会
(1)インテリアトレンドショー第28回JAPANTEX2009の開催
テーマ:
Good day, Good style
「おもてなしの心と自分らしさの発見!」
コンセプト:
日本人は経済を回復させる潜在能力に秀でている。現代人が好むくらし方に合わせ、国民一人一人の自由で旺盛な生活力を呼び覚まして、生活関連需要を興していくことが重要である。自らが描くストーリーで、自らが主役の楽しみ方や、気楽に友人を招いて室内で楽しさを共感するライフスタイルが増える傾向にある。インテリアで家を楽しむ。インテリアを楽しむことは自分らしさを表現すること。消費者が明るく生きることは、日本が再び活気を取り戻す源だ。インテリア産業に大きなチャンスが与えられようとしている。
分 科 会: □セミナー・動員 □公募 □トレンド □Web・広報
(2)その他
・国内企業の出展勧誘。
・海外出展者、バイヤーの誘致。
・会員会社への動員の協力要請。
2. 流通合理化委員会
(1)NIFデータベースの拡充と推進
・アプリケーションの見直しとリニューアル
利便性向上のための商品データの登録項目、商品検索項目、コーディネートの施工例使用写真の入替えなどを検討。
・サーバー環境の見直しとリニューアル
・登録商品データの充実とメンテナンス
登録点数を増やすだけでなく定期的なメンテナンスを実施する。
特にシミュレーションにより活用度の高まっている画像データの充実を図る。
・DB活用状況検証
アクセスログ分析
利用者ヒアリング調査
DB事業の評価
(2)NIFインテリア・シミュレーション・システムの拡充と推進
・定期的なバージョンアップ
より有効な販促のツールとしての機能を充実させていく
・マッピング用画像データの拡充
現時点ではカーテンがメインであるが、床材、壁装材、インテリア小物とアイテムのデータの拡充を図りシミュレーションの可能性を広げる。
(3)NIFデータベース、NIFインテリア・シミュレーション・システムの普及促進
・パブリシティー、広告出稿等
普及のための告知活動を積極的に実施する。
・内外関係機関との交流及び協力
関連の業界団体から住設企業へとの連携を広げる。
(4)その他
3. 需要開拓委員会
(1)生活者への需要開拓のための調査・研究、並びに情報収集及び提供
・「4月10日はインテリアを考える日」キャンペーンの再始動。
販売のためのきっかけを作り、インテリア専門店などの営業を支援する。
@メインターゲットを生活者に向け、インテリアの「買い替え需要喚起」を推進する。
AWTP(ウィンドートリートメント・プロジェクト)の推進
・専門店マニュアル普及のための研修会の実施
(2)物性マーク(NIFマーク)の管掌
・NIFマークの適正な使用を推進する。
・NIFマークの商品の宣伝・普及を行う。
(3)内外関係機関との交流及び協力
・需要開拓(買い替え需要喚起)推進のため近隣団体・企業との交流を図る。
(4)その他
4. 環境技術委員会
(1)環境にやさしいインテリアファブリックス製品作りに関する調査・研究並びに情報の収集・提供
・インテリアファブリックス性能評価協議会が推進するカーテン・カーペットに関するホルムアルデヒド放散自主基準の運用に伴って必要とされる認定条件・申請方法等の追加修正等の具体的な検討に参加する。
(2)インテリアファブリックスの有する特性に関する調査・研究並びに情報の収集・提供
・カーテンの難燃剤HBCDの使用削減計画(アクションプラン)の推進、進捗状況の把握を行う。
・試買テストを実施し、防炎後加工製品の市場調査を行う。
(3)環境問題とインテリアファブリックスに関する研修会、セミナーの開催又は参加
・LCA(ライフサイクルアセスメント)の手法を研修し、インテリアファブリックス業界のLCA活動を検討する。
(4)上記(1)−(3)に関する関係機関との交流及び協力
・「インテリアファブリックス性能評価協議会」の「VOC部会」に引き続き参加して、課題の検討を行う。
・インテリアファブリックス産業活性化協議会「環境問題対策委員会」に対応する。
(5)その他の調査・研究並びに情報の収集・提供
・国等の各種の規制・基準作りの動き(アスベスト対策、建設資材リサイクル法、グリーン購入法、環境対応エコマーク、PL法、ISO等)への対応
・その他
5. 調査・人材育成委員会
(1)インテリアファブリックス事業に関する調査・研究
・「第28回インテリアファブリックス等出荷実態調査」を実施する。
・「第25回インテリアファブリックス等輸入実態調査」を実施する。
・マーケティング(生活者、市場、商品)について研究を行う。
(2)インテリアファブリックス事業に関する情報の収集・提供
・平成20年度の市場規模の策定を行うと共に、「インテリアファブリックス事業の概況・記念特別版」を発行する。
(3)研修会、セミナー等の開催
・人材育成基礎講座を開催する。
(4)その他
6. その他(事務局)
(1)会報誌「NIF」を編集・発行。
(2)ホームページの管理・更新。
(3)物性マークの許諾申請の審査、承認。
(4)ホルムアルデヒド自主基準申請の受付(カーテン等生地)。
(5)テキスト類の受注、発送。
(6)その他
3.特別会計事業 「インテリアトレンドショー 第28回 JAPANTEX2009」
(1)JAPANTEX2009を開催
・インテリアトレンドショー 第28回JAPANTEX2009を、平成21年11月11日(水)〜13日(金)、東京国際展示場西展示ホールにおいて開催する。
・出展者からのより効率の高い展示会を求める声に応え、国内の産業展示会ではすでに主流になりつつある3日間開催に踏み切る。
(2)内外関係機関との交流及び協力
・他主催団体・企業との連携を深めるべく、前向きで柔軟な検討を行う。
(3)2010年以降の展示会のレベルアップについて議論を深める。
・インテリアファブリックスの浸透を念頭に置き、中長期的な課題を討議して一層の需要拡大に向けた検討を行う。
(4)その他